当院の心理検査について

当院では受診時、必要に応じて心理検査を行い心理状態や発達特性の評価を行うことが出来ます。
検査は受診時医師の指示で公認心理師(臨床心理士)が実施し、検査は保険適応となります。
検査後は主治医、公認心理師(臨床心理士)が結果のフィードバックを行い今後の生活等に役立てていただけます。

当院で実施可能な心理検査

〇 知能検査  

検査時間:1時間~2時間半程度

現代の生活の中で必要となるような様々な能力について測定する検査です。能力の得意・不得意、ばらつきなどを見つけることで、ご本人の長所を生かした治療や能力に応じた支援方法、今ある生きづらさを軽減する工夫などを考えるために役立ちます。

(WAIS、WISC、ビネー等)

〇 パーソナリティ検査  

検査時間:30分~2時間程度

現在の気分や心の調子、ご本人の性格傾向などを理解するための助けになる検査です。診断に役立つ情報だけでなく本人の持っている“良くなる力”を見つけたり、どんな強みがあるのか、どんなことが苦手になりやすいのかといった自分自身を理解する手助けの一つにもなります。様々な検査がありご本人の調子や症状に合わせた検査を行います。

(描画検査、ロールシャッハテスト、MMPI等)

〇 スクリーニング検査  

検査時間:30分~1時間程度

自閉症スペクトラム障害やADHD、認知症、うつ病などご本人の困りごとや症状が障害や病気に当てはまるかなど簡単にチェックする検査です。認知症が疑われる場合は認知症の、落ち込みがある時にはうつ病のスクリーニング検査など症状に合わせた検査を行います。スクリーニング検査だけで診断はできませんが、治療方針や診断の助けになります。検査結果に合わせてより詳細な検査を行うこともあります。


(HDS-R、AQ、SDS等)